中国の四大奇書とは

中国の四大奇書とは

投稿記事by admin » 2014年6月22日(日) 10:16 am

四大奇書(しだいきしょ)は、中国で元代から明代にかけ、俗語体で書かれた4つの優れた長編小説の総称。「奇書」とは「世に稀なほど卓越した書物」という意味である。これは明末の文学家馮夢竜によって定められたものである。「四大奇書」は清代前期の書店が販売促進用につけたキャッチフレーズであり、その名は清中期乾隆年間(1736年 - 1795年)に芥子園刊本において確立した。

「四大奇書」に挙げられているのは『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』、『金瓶梅』の4作品である。だが、本場中国では清中期になってから『金瓶梅』の代わりに『紅楼夢』を加えたものを「四大名著」と呼ぶようになり、「四大奇書」よりこちらの方が一般的である。

梓文社-中国語教室のサイトでは、『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『紅楼夢』の4作品を紹介します。

http://www.shibunsha.com/08_zhongguo_wenxue/index.php

全作品の本編はネット上で読むことができます。さらに、中国語勉強にも役立てるため、中国語の発音記号を付けたピンイン表記版も用意しています。
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登録日時: 2014年3月26日(水) 3:44 pm

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